07-b-15
[季節] 晩夏(7月) 天文季題
[季題] 雲海(うんかい)
[副題] なし。
高山に登ると眼下に海原のように広がる雲が見えることがある。
早朝の山頂に立つと白雲・彩雲が下界の山河を覆い峻厳な峰がその中に屹立するさまが見えることがある。
この景は美しく荘厳であり朝日の差し始める時の光景は見事。
飛行機から雲海の景を見ることがあるが機上からの雲海は俳句季語としては扱われない。
雲海の俳句 清月歳時記/野田ゆたか編7月の天文俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギスに投句して指導を仰ぐととも清月句会を主宰している。[季節] 晩夏(7月)天文季題[季題] 雲海(うんかい)[副題] なし。夏に高山に登ると眼下に海原のように広がる雲が見えることがある。早朝の山頂に立つと白雲・彩雲が下界の山河を覆い峻厳な峰がその中に屹立するさまが見ることがある。この景は美しく荘厳であり朝日の差し始める時の光景は見事。飛行機から雲海の景を見ることがあるが機上からの雲海は俳句季語としては扱われない。<例句>雲海の俳句 雲海を裳裾となせる高野山 松山寿美/雲海の俳句 六甲の雲海尾根に溢れけり 西岡洋子/雲海の俳句 我が町は雲海のあの下辺り 清水恵山/雲海の俳句 雲海や浮世の汚濁見えざりき 三浦光芳/雲海の俳句 雲海や悲恋の姫の越へし嶺 渡辺伝三/雲海の俳句 雲海の底樹海とは思はれず 野田ゆたか