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[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)天文季題

[季題] (にじ)

[副題] 朝虹(あさにじ)

    夕虹(ゆふにじ/ゆうにじ)
 
 
 夕立の後など日光が空中の雨滴にあたって屈折反射し太陽と反対側に七色の光の弧が現れる現象。
 
 外側から赤・橙・黄・緑・青・藍・菫の七色の弧を描き目の覚めるような美しさである。
 
 俗に朝虹は雨になり夕虹は晴れになるといわれる。 
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虹の俳句 清月歳時記/野田ゆたか編7月 july haiku天文俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者の野田ゆたかは清月句会を主宰です。noda yutaka晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)天文季題[季題] 虹(にじ)[副題] 朝虹(あさにじ)夕虹(ゆふにじ/ゆうにじ)夕立の後など日光が空中の雨滴にあたって屈折反射し太陽と反対側に七色の光の弧が現れる現象。外側から赤・橙・黄・緑・青・藍・菫の七色の弧を描き目の覚めるような美しさである。俗に朝虹は雨になり夕虹は晴れになるといわれる。<例句>/夕虹の俳句 日高嶺を跨ぎ夕虹立ちにけり 和泉清一/国後の虹の俳句 国後の架かりし虹と仰ぎけり 山口正秋/昼の虹の俳句 橋架くやいづくに繋ぐ昼の虹 綾井 美/二重虹の俳句 湖にあら珍らしや二重虹 井川芳子/虹の俳句 祝の日や小津の浦曲に虹の立つ 岸野幸子/虹の俳句 虹の輸のうすらぎ竹生島遥か 橋本正勝/虹惜しむの俳句 城残し儚く消えし虹惜む 栗林清謡/虹の道の俳句 天瀧はしぶき巻上げ虹の道 木村宏一/虹の俳句 虹立ちて裏磐梯の暮れなつむ 岩本かず子/虹二重の俳句 束の間や雲間に消ゆる虹二重 嶋きさ子/虹の俳句 大いなる虹の片脚日野裾野 堀尾早苗/夕の虹の俳句 片脚を鈴鹿嶺へ懸け夕の虹 土屋 勝/虹の俳句 虹立ちて手をつなぎをり山と山 吉田静代/虹の俳句 悦びは分かち合ふもの虹二重 橋本典子/虹の俳句 夕虹や今日の一日を省みる 森田勝彦/虹の俳句 虹の出て大声あげて友を呼ぶ 瀧尻久美子/虹の俳句 虹の上にまた虹生れ湖の上 長谷山順江/二重の虹の俳句 ややありて二重の虹になりにけり 石崎そうびん