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[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月) 時候季題

[季題] 灼く(やく)

[副題] 熱砂(ねつさ/ねっさ)  熱風(ねつぷう/ねっぷう)
 
 
 真夏の太陽の直射日光で諸物が灼け付き熱くなること。

 海岸の砂浜などは裸足で歩くことができないほどの熱さとなる。

 道路のアスハルトは柔らかくなる。

 石段の手すり・滑り台・ベンチなど鉄製品は熱くて手がふれられなくなる。
灼くの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編7月の時候俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、ホトトギスに投句し指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩夏(7月)地理季題[季題] 灼く(やく)[副題] 熱砂(ねつさ/ねっさ)熱風(ねつぷう/ねっぷう)真夏の太陽の直射日光で諸物が灼け付き熱くなること。海岸の砂浜などは裸足で歩くことができないほどの熱さとなる。道路のアスハルトは柔らかくなる。石段の手すり・滑り台・ベンチなど鉄製品は熱くて使えなくなる。<例句>▼灼くの俳句 兵馬俑おもふ発掘現場灼け 舘野翔鶴の俳句▼灼けるの俳句 岬灼けて一揆の寝墓累々と 村上唯志の俳句▼灼砂の俳句 そぞろ歩す大極殿の灼け砂を 西村舟津の俳句▼灼くの俳句 頼りとす鉄の手摺の灼けてをり 奥田不二子の俳句▼灼くるの俳句 大極殿期待の一歩道灼くる 水野良子の俳句▼灼けるの俳句 釧路から羽田へ着けば灼けし街 清水恵山の俳句▼灼くの俳句 露座灼けし大仏さまの召す苦行 野田ゆたか