06-g-95
[季節] 仲夏(6月) 植物季題
[季題] 夏蓬(なつよもぎ)
[副題] なし。
草餅に用いられる春の柔らかい蓬とは異なり丈をなして力強く茂る。
夏になると蓬の茎は木のように固くなり茎先に柔褐色の花をつけ勢いよく生い茂る。
茂った夏蓬が風に吹かれるさまには荒れさびた感じがする。
夏蓬の様子から生まれた「蓬々(ほうほう)」という形容詞には
@風の吹くさま A煙が立ち上るさま
B茂が盛んなこと C髪などが乱れるようす
などの意がある。
夏蓬の俳句 清月俳句歳時記 6月のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成28年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。夏蓬の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。[季節] 仲夏(6月)植物季題[季題] 夏蓬(なつよもぎ)[副題] なし。草餅に用いられる春の柔らかい蓬とは異なり丈をなして力強く茂る。夏になると蓬の茎は木のように固くなり茎先に柔褐色の花をつけ勢いよく生い茂る。茂った夏蓬が風に吹かれるさまには荒れさびた感じがする。夏蓬の様子から生まれた「蓬々(ほうほう)」という形容詞には「@風の吹くさまA煙が立ち上るさまB茂が盛んなことC髪などが乱れるようす」の意がある。<例句>夏蓬の俳句 翁媼の指の節くれ夏蓬 白根鈴音