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[季節] 仲夏(6月)         植物季題

[季題] 木天蓼(またたび)

[副題] 天蓼の花(またたびのはな)
 
 
 山地に自生しする蔓性落葉低木。

 葉は卵形で夏には葉面の半分が白変する。

 梅に似た白色五弁の芳香のある花を下向きに開く。

 実も茎葉も猫の好物。

 若芽は食用となり食べるとまた旅ができるからこの名があるとの俗説もある。

 実は漢方の腹痛・中風・リュウマチ・強壮の薬として用いられる。
木天蓼の俳句 清月俳句歳時記6月の植物の俳句のページです。例句は、清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲夏(6月)植物季題[季題] 木天蓼(またたび)[副題] 天蓼の花(またたびのはな)山地に自生しする蔓性落葉低木。葉は卵形で夏には葉面の半分が白変する。梅に似た白色五弁の芳香のある花を下向きに開く。実も茎葉も猫の好物。若芽は食用となり食べるとまた旅ができるからこの名があるとの俗説もある。実は漢方の腹痛・中風・リュウマチ・強壮の薬として用いられる<例句>木天蓼の俳句 木天蓼の咲ける難所の札所道 村上唯志/木天蓼の俳句 またびの崖白々とつづく渓 田川 栄/木天蓼の俳句 向ふ山木天蓼白く続きけり 本郷智子/木天蓼の俳句 木天蓼や白髪似合ふ陰陽師 野田ゆたか