06-g-59
[季節] 仲夏(6月) 植物季題
[季題] 一八(いちはつ)
[副題] 鳶尾草(いちはつ)
冬には枯れるが多年草で杜若に似た形の白や紫の花が咲く。
高さ30〜60cmで葉はやや短広で剣状。
火災を防ぐという俗信からよく藁屋根の棟に植えた。
一八の俳句 清月俳句歳時記6月の植物の俳句のページです。例句は、清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲夏(6月)植物季題[季題] 一八(いちはつ)[副題] 鳶尾草(いちはつ)冬には枯れるが多年草で杜若に似た形の白や紫の花が咲く。高さ30〜60cmで葉はやや短広で剣状。火災を防ぐという俗信からよく藁屋根の棟に植えた。<例句>/一八の俳句 一八の咲く保存家の藁の屋根 西村舟津/一八の俳句 一八の葉組を母と遠き日に 池田幸恵/一八の俳句 一八の列を境の新居かな 堀口まゆみ/一八の俳句 一八や話は弾む縁側に 清水恵山/一八の俳句 一八や路地に入らぬ消防車 橋本幹夫/一八の俳句 一八や日和続きを苦にもせず 野田ゆたか