06-g-54
[季節] 仲夏(6月) 植物季題
[季題] 蛇苺(へびいちご)
[副題] なし。
路傍や草原にはびこり4月ごろ鮮やかな黄色い五弁花を開き6月ごろ苺に似た小さい赤い実をつけ人の目を引く。茎は地上を這う。
その名から有毒だと誤解されているが食べられないが毒ではない。
乾燥させた葉を煎じると暑気中りの薬になり喉の痛みをとるうがい薬にもなるという。
蛇苺の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編纂6月の植物俳句のページです。例句は、松尾芭蕉を覗き現在活動中の作家の皆さんの句を取り上げています。[季節]仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)植物季題 [季題]蛇苺(へびいちご)[副題]なし。路傍や草原にはびこり4月ごろ鮮やかな黄色い五弁花を開き6月ごろ苺に似た小さい赤い実をつけ人の目を引く。茎は地上を這う。その名から有毒だと誤解されているが食べられないが毒ではない。乾燥させた葉を煎じると暑気中りの薬になり喉の痛みをとるうがい薬にもなるという。<例句>▼蛇苺の俳句 蛇苺雲にこだまの発車ベル 高柳ゆうこ▼へびいちごの俳句 蛇苺の赤きを弾く草刈機 前川嘉風▼蛇苺の俳句 蛇苺呉れし童の掌の柔し 清水恵山▼蛇苺の俳句 残照の路傍這ひつく蛇苺 橋本幹夫▼蛇苺の俳句 蛇苺思ひのほかに甘味なし 橘川重▼蛇苺の俳句 蛇苺熟れて旅人さそひをり 隠岐久美子