06-g-45
[季節] 仲夏(6月) 植物季題
[季題] 小判草(こばんさう/こばんそう)
[副題] 俵麦(たはらむぎ/たわらむぎ)
30cmくらいの細長い茎の上部に小判形のふわふわした小穂を多く下げる。
花穂は初め緑色で熟すると黄褐色になり少しの風にも揺れ動く。
海岸の砂地などに多く見かけることがあり俵麦とも呼ばれる。
鉢植にして穂が風にゆれる風情を観賞し涼感を得たりする。
小判草の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編纂6月の植物俳句のページです。例句は、松尾芭蕉を覗き現在活動中の作家の皆さんの句を取り上げています。[季節]仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)植物季題[季題]小判草(こばんさう/こばんそう)[副題]俵麦(たはらむぎ/たわらむぎ)30cmくらいの細長い茎の上部に小判形のふわふわした小穂を多く下げる。花穂は初め緑色で熟すると黄褐色になり少しの風にも揺れ動く。海岸の砂地などに多く見かけることがあり俵麦とも呼ばれる。鉢植にして穂が風にゆれる風情を観賞し涼感を得たりする。<例句>▼小判草の俳句 祗園なれ路地に黄金の小判草 西村舟津の俳句▼小判草の俳句 フェンスの陰にさやさや小判草 黒川信子の俳句▼小判草の俳句 小判草活けて窓辺の風に揺れ 佐藤美和子の俳句▼小判草の俳句 学ぶこと楽しかりしや小判草 山本宏子の俳句▼小判草の俳句 晩年は肩書きも無く小判草 清水恵山の俳句▼小判草の俳句 森ぬける風の揺らせる小判草 中山泰山の俳句▼小判草の俳句 供華に添ふ十両ほどの小判草 野田ゆたかの俳句