06-g-42
[季節] 仲夏(6月) 植物季題
[季題] えごの花(えごのはな)
[副題] 山苣の花(やまぢさのはな/やまじさのはな)
山野に自生する高さ3〜5m落葉樹で長さ5〜6cm小花柄をつけ小さい白色五弁花を下向きに垂らす。
葉は卵円形で先端がとがりわずかに鋸歯がある。
花はサポニンが含まれており石鹸が無かった昔は子供が花に含まれているサポニンを水に揉み出してしゃぼん玉遊びに使った。
又昔には果皮には麻酔効果があり搾汁を川に流して魚をとるのに使われたりもした。
えごの花の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編纂6月の植物俳句のページです。例句は、松尾芭蕉を覗き現在活動中の作家の皆さんの句を取り上げています。 [季節]仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)植物季題[季題]えごの花(えごのはな)[副題]山苣の花(やまぢさのはな/やまじさのはな)山野に自生する高さ3〜5m落葉樹で長さ5〜6cm小花柄をつけ小さい白色五弁花を下向きに垂らす。葉は卵円形で先端がとがりわずかに鋸歯がある。花はサポニンが含まれており石鹸が無かった昔は子供が花に含まれているサポニンを水に揉み出してしゃぼん玉遊びに使った。又昔には果皮には麻酔効果があり搾汁を川に流して魚をとるのに使われたりもした。<例句>▼えごの花の俳句 小流を止どめてえごの花零る 西村舟津▼えごの花の俳句 えごの花雨を許して咲き継ぎて 門田窓城▼えごの花の俳句 公園に暮れ残されしえごの花 長嶺 勇▼えごの花の俳句 えごの木の花散り終へし安堵かな 池下よし子▼えごの花の俳句 ほつほつとえごの花散る男坂 林雄次郎▼えごの花の俳句 えご咲くや農道通ふ下校の子 湯沢正枝▼えごの花の俳句 えごの花分水嶺に散る別れ 野田ゆたか