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[季節] 仲夏(6月)         植物季題

[季題] 藻の花(ものはな)

[副題] 花藻(はなも)
 
 
 金魚藻・立藻・総藻・杉菜藻などの藻は春に繁茂し夏になって湖・沼・池・川・水路などの水面に花を咲かせる。
 
 黄・白・緑など色はさまざまであるが目立たない花が多い。
 
 庭園の池に人知れず咲いていることもある。
 
 水の増減や水流に左右されて川など流れのあるところでは浮かび、あるいは沈んだりしている。
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藻の花の俳句 清月俳句歳時記6月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏の俳句 6月の俳句 植物季題 [季題] 藻の花(ものはな) [副題] 花藻(はなも) 金魚藻・立藻・総藻・杉菜藻などの藻は春に繁茂し、夏になって湖・沼・池・川・水路などの水面に花を咲かせる。黄・白・緑など色はさまざまであるが、目立たない花が多い。 庭園の池に人知れず咲いていることもある。水の増減や水流に左右されて、川など流れのあるところでは浮かび、あるいは沈んだりしている。 藻の花の俳句 梅花藻の咲く川に添ふ生活かな 西ア佐知 藻の花の俳句 梅花藻の流れにまかせ密と咲く 松阪久美子 藻の花の俳句 藻の花の育つ生水の里は鄙 西村舟津 梅花藻の俳句 梅花藻に比良伏水の豊かかな 松山寿美 梅花藻の俳句 梅花藻のひろがってゐる広さかな 辻多津子 藻の花の俳句 藻の花の揺れ合ひながら絡まざる 梅田澄子 梅花藻の俳句 梅花藻や流れにまかせ水の綺羅 加納幸子 梅花藻の俳句 梅花藻の揺れて清らの流れかな 橋本照子 梅花藻の俳句 梅花藻の花の清らに流れ急 佐藤美和子 梅花藻の俳句 梅花藻の咲くを探ねて生水まで 小林圭子 梅花藻の俳句 梅花藻に心やさしくありにけり 森本恭生 梅花藻の俳句 宿場てふ町に梅花藻ゆらぎおり 水野良子 花藻の俳句 忍野村湧水花藻踊らする 竹中三津子 藻の花の俳句 藻の花や湖へとつづく流れかな 中野千江子 梅花藻の俳句 梅花藻に細き水路の続きをり 長谷山順江 梅花藻の俳句 梅花藻の花は可憐に清々し 田中雍子 梅花藻の俳句 梅花藻の流れに沿ひし吟行子 奥田不二子 梅花藻の俳句 梅花藻の花をしごきし流れ急 前川嘉風 藻の花の俳句 藻の花の流れゆらげる光かな 野田ゆたか