06-g-28
[季節] 仲夏(6月) 植物季題
[季題] 蜜柑の花(みかんのはな)
[副題] なし。
濃緑の光った葉の間に白い5弁の小花が細かく咲き溢れる。
密柑山は開花で噎せるような甘い香りに包まれる。
朝夕はことに濃く漂ふが1週間ほどで香りは止まる。
蜜柑の花の俳句 清月俳句歳時記6月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏の俳句 6月の俳句 植物季題 [季題] 蜜柑の花(みかんのはな) [副題] なし。 濃緑の光った葉の間に白い5弁の小花が細かく咲き溢れる。密柑山は開花で噎せるような甘い香りにち包まれる。朝夕はことに濃く漂ふが、1週間ほどで香りは止まる。 蜜柑の花の俳句 潮風と香を競ひをり花蜜柑 稲福昌一 蜜柑の花の俳句 花みかんこれより先は母郷なる 宇都宮美智子 花みかんの俳句 花蜜柑つなぐ渡舟の香に乗りて 栗林清謡 花蜜柑の俳句 民宿の部屋まで香る花蜜柑 若林柾矢 花蜜柑の俳句 花みかん匂ふ夜風の生れけり 井川芳子 蜜柑の花の俳句 作り手の無き畑香る花蜜柑 加藤ひかり 花みかんの俳句 海青くなだるる斜面花蜜柑 前田甲山