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[季節] 仲夏(6月)              植物季題

[季題] 枇杷(びは/びわ)

[副題] なし。
 
 
 枇杷は暖地を好み太平洋岸に沿った地方では枇杷の木が林をなしているのを見かける。
 
 冬咲いた花に翌年6月ごろ倒卵形の果実が黄橙色に熟する。
 
 剥くと果汁が滴り少し酸味があり甘味も強く美味である。
 
 果皮ののうぶ毛に水玉を光らせガラス器に盛られた様は美しい。
木村宏一氏 撮影
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枇杷の俳句 清月俳句歳時記6月の植物俳句のページです。写真 木村宏一氏撮影 野田ゆたか編纂[季節] 仲夏(6月)植物季題 [季題] 枇杷(びは・びわ)[副題] なし。 枇杷は暖地を好み太平洋岸に沿った地方では枇杷の木が林をなしているのを見かける。 冬咲いた花に翌年6月ごろ倒卵形の果実が黄橙色に熟する。剥くと果汁が滴り少し酸味があり甘味も強く美味である。 果皮ののうぶ毛に水玉を光らせガラス器に盛られた様は美しい。 枇杷熟るる学舎耐震工事中 西村舟津の俳句 人絶えて久しき家や枇杷熟るる 松宮育子 小康に枇杷をすすれる夕べかな 森島緋紗江 朝の日に鳥語姦し枇杷熟るる 山本宏子の俳句 納屋いつぱい広げて狭し枇杷の秋 永野美智子 山枇杷の熟れゐて高くありにけり 松阪久美子の俳句 枇杷の俳句 道の辺に旗なびかせて枇杷鬻ぐ 樋口千恵 枇杷食ぶる夫の丹精ほめながら 藤本春苑
 枇杷熟るる閉されて久し駐在所 宇都宮美智子 枇杷摘みて届けてくれし甘さかな 久保田昌子の俳句 枇杷熟るる夕日に色を光らせて 橋本幸子 晴れ渡り金の粒照る枇杷畑 岸野幸子 街路樹に混じりて枇杷の実の熟るる 橘川 重の俳句 枇杷熟れて番犬樹下に寝るばかり 古川春美 枇杷の実の日毎色づく雨の畑 細谷康子 枇杷の木の軒を昏らめて実のさはに 水野良子 枇杷の俳句 枇杷熟れて友の退院待ちわぶる 杉山春萌 皿に盛りしばし眺むる熟れし枇杷 大西吉子  『枇杷』の俳句ページのアドレス