06-g-25
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[季節] 仲夏(6月)         植物季題
 
[季題] 花菖蒲(はなしやうぶ/はなしょうぶ)
 
[副題] 菖蒲園(しやうぶゑん/しょうぶえん)
 
    菖蒲池(しやうぶいけ/しょうぶいけ)
 
 

 純日本産園芸植物で6月ごろ色彩もさまざまに鮮麗な花を開く。
 
 水辺などの湿地に栽培される。茎は緑色で直立し円柱形。
 
 葉は剣状でとがり中央に隆起した脈がある。
 
 原種の野花菖蒲は山野の湿地に自生する。
 
 端午の節句に葺く菖蒲とは異なり茎や葉に香気がない 
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花菖蒲の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 June haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 仲夏(6月)植物季題[季題] 花菖蒲(はなしやうぶ/はなしょうぶ)[副題] 菖蒲園(しやうぶゑん/しょうぶえん)菖蒲池(しやうぶいけ/しょうぶいけ)▼副題『菖蒲園』の例句へ 純日本産園芸植物で6月ごろ色彩もさまざまに鮮麗な花を開く。水辺などの湿地に栽培される。茎は緑色で直立し円柱形。葉は剣状でとがり中央に隆起した脈がある。原種の野花菖蒲は山野の湿地に自生する。端午の節句に葺く菖蒲とは異なり茎や葉に香気がない。/花菖蒲の俳句 うすき日を支へて重し花菖蒲 西ア佐知/花菖蒲の俳句 大淀の風昏みくる花菖蒲 村上唯志/花菖蒲の俳句 覆輪の紫にじむ花菖蒲 横田寿賀子/花菖蒲の俳句 紫の一隅占める花菖蒲 和泉清一/花菖蒲の俳句 能因の風流知らぬ花菖蒲 西村舟津/花菖蒲の俳句 花菖蒲きりりと立ちし神の池 嶋きさ子/花菖蒲の俳句 四阿に先客のあり花菖蒲 近藤清女/花菖蒲の俳句 山峡を埋め菖蒲田濃く淡く 竹中三津子/花菖蒲の俳句 風流な名札連ねて花菖蒲 駒田暉風/花菖蒲の俳句 紫のライトに映ゆる花菖蒲 武田愛女/花菖蒲の俳句 秩序よく流れる鯉や花菖蒲 山本青水/花菖蒲の俳句 雨意兆す風紫に花菖蒲 古田香澄/花菖蒲の俳句 花菖蒲いよいよ白し神の池 田中由美子/花菖蒲の俳句 花菖蒲君に恋して冬美節 山口美琴/花菖蒲の俳句 風さそふ今開かんと花菖蒲 柏村陽子/花菖蒲の俳句 小流れの隙に一花の菖蒲かな 樋口千恵/花菖蒲の俳句 白光の砥部の器に花菖蒲 有馬やよこ/花菖蒲の俳句 また君に恋をしてゐる花菖蒲 橋本典子/花菖蒲の俳句 千姫てふうららか色の花菖蒲 水野惠以/花菖蒲の俳句 花菖蒲江戸系肥後系咲き競ひ 池下よし子/花菖蒲の俳句 母の忌や僧の白足袋花菖蒲 阿形公枝/花菖蒲の俳句 咲き重れる花菖蒲にも昼の色 加納幸子/花菖蒲の俳句 妍競ひ曇りて静か花菖蒲 岩井純子/花菖蒲の俳句 花菖蒲活けてしばしのゆとりかな 古堂周子/花菖蒲の俳句 菖蒲咲く妻の生家の庭眩し 加藤哲夫/花菖蒲の俳句 捨舟に根付く潮来の花菖蒲 桜田 貞/花菖蒲の俳句 風落ちて撃りのありき花菖蒲 小笠原ひろみ/花菖蒲の俳句 花菖蒲風の優しさありにけり 小林圭子/花菖蒲の俳句 花菖蒲風のわたりて影ゆらぐ 松宮育子/花菖蒲の俳句 花菖蒲大きな力個展果つ 杉橋てつ/花菖蒲の俳句 吹抜けのあづまや近く花菖蒲 前田卯生/花菖蒲の俳句 花菖蒲風に負けじとゆれ動く 瀧尻久美子/花菖蒲の俳句 尾根低き近つ飛鳥の花菖蒲 中浦輝夫/花菖蒲の俳句 花菖蒲ひろき花びら円に映えて 中山泰山/花菖蒲の俳句 減反のための菖蒲田広がりぬ 長田穂峰/花菖蒲の俳句 古池や江戸紫の花菖蒲 湯沢正枝/花菖蒲の俳句 一叢の黄菖蒲沼を明るうす 藤戸寿枝/花菖蒲の俳句 花菖蒲流れを塞ぎ咲きにけり 飯岡良一/花菖蒲の俳句 花菖蒲千を咲かせて水清ら 福島二美/花菖蒲の俳句 花菖蒲飛鳥美人にご対面 堀江桃雀/花菖蒲の俳句 様々の色の風吹く花菖蒲 吉田政子/花菖蒲の俳句 どこからか響く水音花菖蒲 園田憲史