06-g-23
[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)植物季題
[季題] 夏木立(なつこだち)
[副題] 夏木蔭(なつこかげ)
暑い日の日差しを遮って立ち並んでいる夏の木立をことである。
生気盛んな大きな木々が並び生い立っているさまが感じられる。
※木が一本の場合には「夏木」といい別題となる。
夏木立の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 June haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)植物季題[季題] 夏木立(なつこだち)[副題] 夏木蔭(なつきかげ・なつこかげ)暑い日の日差しを遮って立ち並んでいる夏の木立をことである。生気盛んな大きな木々が並び生い立っているさまが感じられる。※木が一本の場合には「夏木」といい、別題となる。/夏木立の俳句 先たのむ椎の木も有夏木立 松尾芭蕉/夏木立の俳句 夏木立名付けて鶴見新山と 舘野翔鶴/夏木立の俳句 山門のここよりつづく夏木立 松山寿美/夏木立の俳句 追ひ抜かれ若さ羨しや夏木立 三浦光芳/夏木立の俳句 境内に風の道ある夏木立 伊藤知子/夏木立の俳句 夏木立風化激しき羅漢さま 藤本春苑/夏木立の俳句 夏木立深閑として宮家跡 又平 茂/夏木立の俳句 夏木立神話の宮の千木太し 梅田澄子/夏木立の俳句 夏木立奥の院へと磴いくつ 足立山渓/夏木立の俳句 夏木立テラスを風の通り抜け 石崎そうびん/夏木立の俳句 車窓よりのんびりと見る夏木立 奥野品子/夏木立の俳句 参道を登りて仰ぐ夏木立 古堂周子/夏木立の俳句 神神の宿る熊野の夏木立 後藤允孝/夏木立の俳句 夏木立帝陵全貌現はさず 山田行恵/夏木立の俳句 鐘の音の遠くひびきて夏木立 中橋京子/夏木立の俳句 柏手のひびく宮居の夏木立 中野千江子/夏木立の俳句 信仰の年輪きざむ夏木立 渡辺伝三/夏木立の俳句 夏木立癒しの風と露天湯に 八島厚子/夏木立の俳句 哲学の真理は一つ夏木立 野田ゆたか