06-g-21
[季節] 仲夏（６月） 植物季題
[季題] 竹落葉（たけおちば）
[副題] なし。
竹は初夏に新葉が生じ始めると常緑樹と同じく古葉を落とす。
竹林に風が渡りサラサラとあるいはひらひらとかすかな音を立てて落ちる様は靜かで風情がある。
竹落葉の俳句 清月俳句歳時記6月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成２２年１月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏の俳句 ６月の俳句 植物季題 [季題] 竹落葉（たけおちば） [副題] なし。 竹は初夏に新葉が生じ始めると、常緑樹と同じく古葉が落とす。 竹林に風が渡り、サラサラとあるいはひらひらとかすかな音を立てて落ちる様は靜かで風情がある。 竹落葉の俳句 降る日の斑散り敷くものに竹落葉 門田窓城 竹落葉の俳句 藪畑やきりなきものに竹落葉 西村舟津 竹落葉の俳句 ひらひらときりきりと舞ふ竹落葉 水野恵以 竹落葉の俳句 竹落葉昨夜の風雨を物語る 山中明石 竹落葉の俳句 竹落葉ひらり舞ひ降る下にゐて 加納幸子 竹落葉の俳句 山路来て思はず見入る竹落葉 岩間れい子 竹落葉の俳句 いつの世も命の神秘竹落葉 岩本幸子 竹落葉の俳句 舞ひ舞ひて風にのりゆく竹落葉 及川輝子 竹落葉の俳句 句碑の庭積みたるまゝの竹落葉 正木和子 竹落葉の俳句 きりきりと風を離さず竹落葉 辻多津子 竹落葉の俳句 石棺の謎に舞ひ散る竹落葉 田中薙子 竹落葉の俳句 水溜りひらりと交はす竹落葉 渡辺伝三 竹落葉の俳句 裏参道散り敷く儘の竹落葉 八巻年子 竹落葉の俳句 風すこし葉擦れを誘ふ竹落葉 山田笑子 竹落葉の俳句 話す間もひらひら竹の落葉かな 松葉律子 竹落葉の俳句 竹落葉散歩の道を覆ひけり 前田卯生 竹落葉の俳句 ひらひらと風を呼びつつ竹落葉 大畠宮子 竹落葉の俳句 田径尽き山がかりたり竹落葉 藤戸寿枝 竹落葉の俳句 静けさや風止む刻の竹落葉 野田ゆたか