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[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 植物季題

[季題] 著莪(しやが/しゃが)

[副題] なし。
 
 
 常緑多年草で葉間から抜き出た茎の先端が分かれ白紫色で中心が黄色の美しい小さなあやめのような花を付ける。
 
 山地の湿った樹下などに群生する。
 
 高さ約60センチ。葉は剣状深緑色で光沢がある。
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季節の花300 より
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著莪の俳句 清月俳句歳時記6月の植物俳句のページです。野田ゆたか編纂[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)植物季題 [季題] 著莪(しやが/しゃが) [副題] なし。常緑多年草で葉間から抜き出た茎の先端が分かれ白紫色で中心が黄色の美しい小さなあやめのような花を付ける。山地の湿った樹下などに群生する。高さ約60センチ。葉は剣状で深緑色で光沢がある。なだれ咲く著莪に水音あるばかり 西ア佐知の俳句 雨滂沱裏参道の著莪叢に 松山寿美の俳句 庭石に弾き返すも著我の雨 南部静季の俳句 無住寺の池を彩る著莪畳 若林柾矢の俳句 あさかげの川辺彩どる著莪畳 奥田不二子の俳句 打止めの峰の礼所や著莪の花 西岡甲子の俳句 杉参道ほのと浮き立つ著莪の花 林雄次郎の俳句 日の斑揺る渓になだれし著莪畳 長嶺 勇の俳句 光りつつ流る川辺の著我の花 柏村陽子の俳句 著莪の花活けて事なき今日も暮れ 阿部陽子の俳句 園も奥一トたむろなす著莪の花 加納幸子の俳句 薄暗き渓の水際著莪の花 山本青水の俳句 蹲やつぎつぎ咲ける著莪の花 有馬やよこの俳句 千年の桧の闇の著莪畳 福本良子 著我咲いて茶茶の育ちし屋敷跡 田川 栄の俳句 藪の中季節移りて著莪の花 木村宏一の俳句 作務僧の素足の清し著莪の花 土屋 勝の俳句 著莪好きの母へ手折りて供花にせん 大西吉子の俳句 著莪咲くや昔木の津の宿場町 野田ゆたかの俳句『著莪』の俳句ページのアドレス