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[季節] 仲夏(6月)         植物季題

[季題] (かび) 

[副題] 黴の香(かびのか)   黴の宿(かびのやど)
 
    黴げむり(かびげむり)
 
 
 梅雨時の湿気は特に黴を生じやすくはなはだしいときは青黴が生える。
 
 油断すると食物・衣類・住居などに生え手垢のついた器具や品物などはよく生える。
 
 目には見えないが何となく黴臭いこともある。
黴の俳句 清月俳句歳時記6月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏の俳句 6月の俳句 植物季題 [季題] 黴(かび) [副題] 黴の香(かびのか) 黴の宿(かびのやど) 黴げむり()かびげむり 梅雨時の湿気は特に黴を生じやすく、はなはだしいときは青黴が生える。油断すると食物・衣類・住居などに生え、手垢のついた器具や品物などはよく生える。 目には見えないが何となく黴臭いこともある。 黴の俳句 恋数多破れし黴の青春記 稲福昌一 かびの俳句 歴史守る人の努力や黴退治 瀧尻久美子 黴の俳句 遺句集に父の声聞く黴親し 門田窓城 かびの俳句 若き母の吾抱く写真黴寄せず 大場比奈子 黴の俳句 捨てられぬのらくろ漫画黴にけり 和泉清一 かびの俳句 無添加の醤油の瓶を塞ぐ黴 小笠原ひろみ 黴の俳句 黴の香やひそと櫓の武者溜 野田ゆたか