06-g-09
[季節] 仲夏(6月) 植物季題
[季題] 楝の花(おあふちのはな/おうちのはな)
[副題] 樗の花(あふちのはな/おうちのはな)
栴檀の花(せんだんのはな)
花楝・花樗(はなおうち)
暖地の山野に自生する落葉高木。
楝は栴檀の別名があり5〜6月ごろ白または淡紫色の小花をつける。
庭園にも植えられる。枝は太く四方に広がる。
「栴檀は双葉より芳し」の栴檀は楝ではなく白檀のこと。
万葉時代から歌によく詠まれ端午の節句には菖蒲や蓬と共にこの花が軒に葺かれたりしたこともあった。
楝の花の俳句 清月俳句歳時記6月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏の俳句 6月の俳句 植物季題 [季題] 楝の花(おあふちのはな/うちのはな) [副題] 樗の花(あふちのはな/おうちのはな) 栴檀の花(せんだんのはな) 暖地の山野に自生する落葉高木。楝は栴檀の別名があり、5〜6月ごろ白または淡紫色の小花を円錐花序に開く。 庭園にも植えられる。枝は太く四方に広がる。「栴檀は双葉より芳し」の栴檀は楝ではなく白檀のこと。 万葉時代から歌によく詠まれ、端午の節句には、菖蒲や蓬と共に、この花が軒に葺かれたりしたこともあった。 楝の花の俳句 どむみりとあふちや雨の花曇 松尾芭蕉 花楝の俳句 花楝海よりつづく参道に 西ア佐知 花樗の俳句 碧天へ雲おく風情花樗 門田窓城 花樗の俳句 真青なる空にとけこむ花樗 橋本幸子 楝の花の俳句 参道に肩に散りつぐ花樗 伊藤悦子 樗の花の俳句 花たわわ樗に風の騒ぎをり 山本宏子 楝花の俳句 いつの間に空晴れわたり花樗 渡辺伝三