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[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題

[季題] 鼓虫(まひまひ/まいまい)

[副題] 水澄(みづすまし/みずすまし)
 
 
 沼や池・川の水面を輪を描いてくるくるせわしく回って小昆虫を補食する1cmにも満たない水生甲虫。

 体は紡錘型で腹部が平たく無黒褐色で光沢がある。

 水に潜る時は泡を尻に付けて呼吸する。

 背と腹に一対ずつ目があって空中と水中を同時に見ることができる。
投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題[季題] 鼓虫(まひまひ/まいまい)[副題] 水澄(みづすまし/みずすまし《》)沼や池・川の水面を輪を描いてくるくるせわしく回って小昆虫を補食する1cmにも満たない水生甲虫。体は紡錘型で腹部が平たく無黒褐色で光沢がある。水に潜る時は泡を尻に付けて呼吸する。背と腹に一対ずつ目があって空中と水中を同時に見ることができる。<例句>/水すましの俳句 水すましなりの重さに水へこむ 和泉清一/水澄ましの俳句 水澄池の雨脚にたぢろがず 西村舟津/みずすましの俳句 みずすまし己が水輪を抜けきれず 野田ゆたか/水澄ましの俳句 ずんぐりと旋回早し水澄 清水恵山/みずすましの俳句 みずすまし水輪の重さもて跳べり 木原月吼