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[季節] 仲夏(6月)         動物季題

[季題] 袋蜘蛛(ふくろぐも)

[副題] 太鼓蜘蛛(たいこぐも)
 
 
 蜘蛛の雌は尻部に付けた体に似合わぬ大きな卵嚢に自分の卵をいれて保護する。

 この卵嚢を付けた雲を袋蜘蛛といい太鼓蜘蛛ともいう。

 孵卵して子が育つと袋が破れて四方に細かい「蜘蛛の子」を散らす。

 
※ 蜘蛛の子は別題となる。
袋蜘蛛の俳句 清月俳句歳時記6月の動物の俳句のページです。例句は、清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲夏(6月)動物季題[季題] 袋蜘蛛(ふくろぐも)[副題] 太鼓蜘蛛(たいこぐも) 蜘蛛の雌は尻部に付けた体に似合わぬ大きな卵嚢に自分の卵をいれて保護する。 この卵嚢を付けた雲を袋蜘蛛といい太鼓蜘蛛ともいう。 孵卵して子が育つと袋が破れて四方に細かい「蜘蛛の子」を散らす。※ 蜘蛛の子は別題となる。<例句>蜘蛛の子の俳句 蜘蛛の子のあてなく走るほかのなく 西ア佐知/袋蜘蛛の俳句 袋持ち慌て逃げゆく袋蜘蛛 森本順子/袋蜘蛛の俳句 袋蜘蛛こんなところに腹かかへ 湯沢正枝/袋蜘蛛の俳句 新築の土台早くも袋蜘蛛 清水恵山/袋蜘蛛の俳句 一人たり戦に出すな袋蜘蛛 野田ゆたか