06-f-43
[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題
[季題] 尺蠖(しやくとり/しゃくとり)
[副題] 尺取虫(しやくとりむし/しゃくとりむし)
体長5cmくらいの細長い虫。
這う時は頭と尾で屈伸する格好があたかも指で尺をとるようなのでこの名がある。
休む時は二対の腹脚で枝葉につかまり一直線になって小枝や葉と区別がつかないように擬態を示す。
桑・楡・柳・松などの葉を食べる害虫。
羽化すると尺取蛾となる。
尺取の俳句 清月俳句歳時記6月の動物の俳句のページです。例句は、清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題[季題] 尺蠖(しやくとり/しゃくとり)[副題] 尺取虫(しやくとりむし/しゃくとりむし)体長5cmくらいの細長い虫。這う時は頭と尾で屈伸する格好があたかも指で尺をとるようなのでこの名がある。休む時は二対の腹脚で枝葉につかまり一直線になって小枝や葉と区別がつかないように擬態を示す。桑・楡・柳・松などの葉を食べる害虫。羽化すると尺取蛾となる。<例句>/尺蠖の俳句 尺獲の行方見とどけ水遣りす 古川春美/尺蠖の俳句 尺蠖の馬柵計りゐる牧日和 田川 栄/尺蠖の俳句 生涯を尺蠖として誤差を忌む 野田ゆたか/尺蠖の俳句 尺蠖や少し鯖読む生れ年 野田ゆたか