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[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 動物季題

[季題] 守宮(やもり)

[副題] 家守(やもり)
 
 
 姿が蜥蜴(とかげ)に似た灰黒色の体長12cmほどの爬虫類。

 人家に棲みつき夜出てきては小昆虫類を捕食する。

 指の裏に吸盤があり壁・天上・雨戸・浴室の窓などに手を広げてぴったりと吸いつく。

 「やもり」の名には家を守るという意味があるという。
やもりの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編纂6月の動物俳句のページです。例句は、松尾芭蕉を覗き現在活動中の作家の皆さんの句を取り上げています。[季節]仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題[季題]守宮(やもり)[副題]家守(やもり)姿が蜥蜴(とかげ)に似た灰黒色の体長12cmほどの爬虫類。人家に棲みつき夜出てきては小昆虫類を捕食する。指の裏に吸盤があり壁・天上・雨戸・浴室の窓などに手を広げてぴったりと吸いついてい。「やもり」の名には家を守るという意味があるという。<例句>▼守宮の俳句 宮守よわが名をちらせ木葉川 松尾芭蕉▼やもりの俳句 迷ひ込む守宮も母の忌とあらば 山田行恵▼守宮の俳句 白壁に守宮じぐざぐ定まらず 池下よし子▼守宮の俳句 守宮去り厨の窓の灯をおとす 杉山春萌▼守宮の俳句 鳴き守宮けへれけへれと聴こへをり 金城博之▼守宮の俳句 守宮這ふ造酒屋の蔵の壁 橋本幹夫▼ヤモリの俳句 捨て置けと守宮を弁護版木彫る 野田ゆたか