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[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 動物季題

[季題] 百足(むかで)

[副題]  百足虫(むかで)    蜈蚣(むかで)
 
 
 種類が多く小さいもので3cmくらい大きなものになると20cmくらい。

 対になった多くの脚をボートのオールのように動かして徘徊する。

 油染みた艶があり姿も気味悪く人に嫌われる。

 石垣・木の根・床下・土中の湿ったところに生息していて昼夜の区別なく歩き回る。

 種類によっては人を刺す有害なものもある。
 
 この種に刺されると疼痛があり腫れあがる。
 
百足の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編纂6月の動物俳句のページです。例句は、松尾芭蕉を覗き現在活動中の作家の皆さんの句を取り上げています。[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題[季題]百足(むかで)[副題] 百足虫(むかで) 蜈蚣(むかで)種類が多く小さいもので3cmくらい大きなものになると20cmくらい。対になった多くの脚をボートのオールのように動かして徘徊する。油染みた艶があり姿も気味悪く人に嫌われる。石垣・木の根・床下・土中の湿ったところに生息していて昼夜の区別なく歩き回る。種類によっては人を刺す有害なものもある。この種に刺されると疼痛があり腫れあがる。<例句>▼百足虫の俳句 すは百足虫腕白坊主固まりぬ 布野壽の俳句▼百足虫の俳句 踏みつけて四寸もある百足虫かな 川崎孝ニの俳句▼百足の俳句 新妻の百足に追はれ逃げ惑ふ 池下よし子の俳句▼百足油の句 思出や傷に塗られし百足虫の油 清水恵山▼百足の俳句 幼少の怖さ曳きづる百足かな 湯沢正枝の俳句▼百足の俳句 百足出て一ト騒ぎなる朝厨 森島緋紗江の俳句▼百足の俳句 百足追ふふたりの声の重なりぬ 野田ゆたかの俳句