06-f-32
[季節] 仲夏(6月) 動物季題
[季題] 蛇の衣(へびのきぬ)
[副題] 蛇衣を脱ぐ(へびきぬをぬぐ)
蛇の殻(へびのから)
俳句では蛇の脱皮の抜け殻を蛇の衣と詠む。
蛇は脱皮により成長する。
多くの蛇は6月頃に脱皮をするが食物の条件などが満たされれば6月から7月にかけて数回脱皮することがある。
この脱皮殻は草間や垣根などに残っていて見かけことがある。
蛇の形がそのまま残ったものやちぎれちぎれになって日差しに光っているものもある。
蛇の衣の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編纂6月の動物俳句のページです。例句は、松尾芭蕉を覗き現在活動中の作家の皆さんの句を取り上げています。[季節]仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題[季題]蛇の衣(へびのきぬ)[副題]蛇衣を脱ぐ(へびきぬをぬぐ)蛇の殻(へびのから)俳句では蛇の脱皮の抜け殻を蛇の衣と詠む。蛇は脱皮により成長する。多くの蛇は6月頃に脱皮をするが食物の条件などが満たされれば6月から7月にかけて数回脱皮することがある。この脱皮殻は草間や垣根などに残っていて見かけことがある。蛇の形がそのまま残ったものやちぎれちぎれになって日差しに光っているものもある。<例句>▼蛇の衣の俳句 徒長枝を登りつめたる蛇の衣 小笠原ひろみの俳句▼蛇の衣の俳句 床下のそのままそつと蛇の殻 池下よし子の俳句▼蛇の衣の俳句 眉の濃き里の子の掌に蛇の衣 清水恵山の俳句▼蛇の衣の俳句 盆栽の松に脱ぎたる蛇衣 前川嘉風の俳句▼蛇の衣の俳句 ふる里は遠に忘れし蛇の衣 橋本幹夫の俳句▼蛇の衣の俳句 蛇の衣にも声出さず後退り 松岡推月の俳句▼蛇の衣の俳句 聖域に衣を忘るゝ蛇のあり 野田ゆたかの俳句