06-f-30
[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 植物季題
[季題] 蝙蝠(かうもり/こうもり)
[副題] 蚊喰鳥(かくひどり/かくいどり)
かはほり
頭が鼠のようで四肢の内の前肢2本が長い翼手目の哺乳類の総称。
昼間は人家の屋根裏・岩窟・樹洞など暗いところに隠れて棲み黄昏時に出てきて飛び回り蚊などの小昆虫を補食する。
隠れ棲んでいる間は後肢で止まってぶら下がって休んでいる。
鳥ではないが飛んで蚊を捕食することから蚊食鳥の名がある。
初夏に子を産む。翼と思われるものは前肢の長い指の間に発達した飛膜ですすけた黒灰色をしている。
蝙蝠の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編纂6月の動物俳句のページです。例句は松尾芭蕉を覗き現在活動中の作家の皆さんの句を取り上げています。[季節]仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題[季題] 蝙蝠(かうもり/こうもり)[副題] 蚊喰鳥(かくひどり/かくいどり)かはほり頭が鼠のようで四肢の内の前肢2本が長い翼手目の哺乳類の総称。昼間は人家の屋根裏・岩窟・樹洞など暗いところに隠れて棲み黄昏時に出てきて飛び回り蚊などの子昆虫を補食する。隠れ棲んでいる間は後肢で止まってぶら下がって休んでいる。鳥ではないが飛んで蚊を捕食することから蚊食鳥の名がある。初夏に子を産む。翼と思われるものは前肢の長い指の間に発達した飛膜ですすけた黒灰色をしている。<例句>▼蝙蝠の俳句 蝙蝠も出よ浮世の華に鳥 松尾芭蕉の俳句▼蚊喰鳥の俳句 半世紀変はらぬ露地や蚊喰鳥 森本恭生の俳句▼こうもりの俳句 蝙蝠に昼の美学と夜の美学 橋本幹夫の俳句▼蝙蝠の俳句 蝙蝠やからすが帰る茜空 山口美琴の俳句▼蚊喰鳥の俳句 魚跳ねる渕をかすめて蚊食鳥 祝田五郎の俳句▼蝙蝠の俳句 蝙蝠や寺苑を護るが如く飛ぶ 清水恵山の俳句▼かくいどりの俳句 戸袋に昼を不貞寝の蚊食鳥 新庄一雄の俳句