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[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 動物季題

[季題] (へび)

[副題] くちなは   ながむし
 
 
 我か国にいる蛇は青大将・山楝蛇・縞蛇・烏蛇などの他毒を持つ蝮や飯匙倩の類などかいる。
 
 執念深いことを「蛇の如し」いわれるなど蛇は人から嫌われる。
 
 秋穴に入りそして冬眠し啓蟄のころ穴を出て夏になるとあたりを徘徊する。
 
 水面も走るように泳ぐ。
蛇の俳句 清月俳句歳時記6月の動物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 動物季題 [季題] 蛇(へび) [副題] くちなは ながむし 我か国にいる蛇は、青大将、山楝蛇、縞蛇、烏蛇なとの他、毒を持つ蝮や飯匙倩の類などかいる。 執念深いことを「蛇の如し」いわれのなど蛇は人から嫌われる。 秋穴に入り、そして冬眠、啓蟄のころ穴を出、夏になるとあたりを徘徊して大いに活動する。水面も走るように泳ぐ。 蛇の俳句 草ゆらし消へ行く蛇に佇ちつくす 和泉清一 蛇の俳句 水揺らし揺らして蛇の首進む 門田窓城 蛇の俳句 流木にすがりて蛇の下りけり 祝田五郎 蛇の俳句 この姿蛇行といふぞ蛇泳ぐ 岩井純子 蛇の俳句 木の枝に蛇の登りて雨もよい 前川嘉風 蛇の俳句 蛇渡る深泥池の浮島へ 田川 栄 蛇の俳句 また蛇の出そうな道に迷いおり 野田ゆたか