06-f-09
[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題
[季題] 河鹿(かじか)
[副題] 初河鹿(はつかじか) 河鹿鳴く(かじかなく)
遠河鹿(とおかじか) 河鹿聞く(かじかきく)
昼河鹿(ひるかじか) 夕河鹿(ゆうかじか)
河鹿笛(かじかぶえ)
山間のきれいな谷川に棲息している蛙の一種。
蛙より小さく雄は4〜5センチほどで灰茶色に暗色の斑点がある。
姿は美しくはないがヒョロヒョロフィフィフィ……と美しく澄んだ豊かな声で鳴く。
河鹿笛は河鹿を捕らえるために
呼び寄せるときに吹く笛のこと。
河鹿の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 June haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節]仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題[季題]河鹿(かじか)[副題]河鹿笛(かじかぶえ)▼副題『初河鹿』の例句へ▼副題『河鹿鳴く』の例句へ ▼副題『遠河鹿』の例句へ▼副題『河鹿聞く』の例句へ▼副題『昼河鹿』の例句へ▼副題『夕河鹿』の例句へ▼副題『河鹿笛』の例句へ 山間のきれいな谷川に棲息している蛙の一種。蛙より小さく雄は4〜5センチほどで灰茶色に暗色の斑点がある。姿は美しくはないがヒョロヒョロフィフィフィ……と美しく澄んだ豊かな声で鳴く。河鹿笛は河鹿を捕らえるために呼び寄せるときに吹く笛のこと。/河鹿の俳句 暮れてゆく雨と瀬音と河鹿かな 舘野翔鶴/河鹿の瀬の俳句 河鹿の瀬しぶきランプの宿更くる 村上唯志/河鹿澄むの俳句 遡り来て人の世遠く河鹿澄む 門田窓城/河鹿の俳句 静まりし村は河鹿の闇となり 土井木賊/河鹿の俳句 瀬の音の高きに紛れざる河鹿 西ア佐知/河鹿の俳句 瀬音より旋律高き河鹿かな 吉井竹志/河鹿の俳句 かはたれの灯色しづめて河鹿の瀬 市原遊亀