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[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 動物季題

[季題] 青鷺(あをさぎ/あおさぎ)

[副題] なし。
 
 
 鷺の中では最も大型で背面が青灰色。産卵期は4〜5月。
 
 北海道・本州・四国・対馬で繁殖するが北方のものは秋に南下し冬季を暖地で過ごす。
 
 クァークァーと低い声で鳴きゆるく羽打ちながら飛ぶ。
 
 水辺や干潟に下りて魚・蛙・貝・昆虫などを食べる。
 
 水辺などで像のように動かないこともある。
 
 青田や水辺に立つ青い容姿の
涼しさから夏の季題とされる。
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写真 木村宏一氏撮影
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青鷺の俳句 清月俳句歳時記6月の動物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 動物季題 [季題] 青鷺(あをさぎ/あおさぎ) [副題] なし。 鷺の中では最も大型で、背面が青灰色。産卵期は4〜5月。北海道・本州・四国・対馬で繁殖するが、北方のものは秋に南下し、冬季を暖地で過ごす。クァー、クァーと低い声で鳴き、ゆるく羽打ちながら飛ぶ。水辺や干潟に下りて、魚・蛙・貝・昆虫などを食べる。水辺などで塑像のように動かないこともある。 青田や水辺に立つ青い容姿の涼しさから夏の季題とされる。 青鷺の俳句 冠毛立てて青鷺沼制す 門田窓城 青鷺の俳句 田圃道青鷺一羽歩を進め 小川弘夫 青鷺の俳句 青鷺が飛び行く朝の田圃道 八島厚子 青鷺の俳句 青鷺や皇子の古墳守るかに 伊藤悦子 青鷺の俳句 青鷺のグァと一啼き礁翔つ 長嶺 勇 青鷺の俳句 青鷺のみじろぎもせず見張るかな 正木和子 青鷺の俳句 青鷺の気配消したる瀬合ひかな 野田ゆたか