06-e-07
[季節] 仲夏(6月20日) 行事季題
[季題] 鞍馬の竹伐(くらまのたけきり)
[副題] 竹伐会(たけきりゑ/たけきりえ)
鞍馬の蓮華会(くらまのれんげゑ/くらまのれんげえ)
6月20日京都の鞍馬寺で行われる蓮華会式の竹伐行事のこと。
会式は水への感謝・五穀豊穣・破邪顕正を祈るもの。
本堂の前に大蛇に見立てた5m程の大きな青竹を置き近江座・丹波座二手に分かれた法師がその青竹を五段に切る。
両座の切る遅速によってその国の豊凶を占うという。
※
単に「竹伐」と詠むと竹の性がよいとして伐られる竹・秋の季題となる。
鞍馬の竹伐りの俳句 清月俳句歳時記6月の行事の俳句のページです。例句は、清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲夏(6月20日)行事季題[季題] 鞍馬の竹伐(くらまのたけきり)[副題] 竹伐会(たけきりゑ/たけきりえ)鞍馬の蓮華会(くらまのれんげゑ/くらまのれんげえ)6月20日京都の鞍馬寺で行われる蓮華会式の竹伐行事のこと。会式は水への感謝・五穀豊穣・破邪顕正を祈るもの。本堂の前に大蛇に見立てた5m程の大きな青竹を置き近江座・丹波座二手に分かれた法師がその青竹を五段に切る。両座の切る遅速によってその国の豊凶を占うという。※ 単に「竹伐」と詠むと竹の性がよいとして伐られる竹・秋の季題となる。<例句>鞍馬の竹伐の俳句 竹伐の法師十人打揃ひ 稲福昌一/鞍馬の竹伐の俳句 一瞬の技に鞍馬の竹を伐る 河野清子/鞍馬の竹伐の俳句 竹伐会女蛇竹山へ植ゑ戻す 野田ゆたか/鞍馬の竹伐の俳句 竹伐の鞍馬の僧や刀享けて 清水恵山