06-e-02
[季節] 仲夏(6月) 行事季題
[季題] 形代(かたしろ)
[副題] 贖物(あがもの)
夏越の祓に用いる薄い白紙を人の形に切ったもの。
それに自分の名を書き息を吹きかけたり身体を撫でたりして身の罪や穢れを移す。
それを神社に納めたり川に流したりする。
形代の俳句 清月俳句歳時記6月の行事俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏(6月) 行事季題 [季題] 形代(かたしろ) [副題] 贖物(あがもの) 夏越の祓に用いる薄い白紙を人の形に切ったもの。それに自分の名を書き、息を吹きかけたり、身体を撫でたりして、身の罪や穢れを移す。それを神社に納めたり川に流したりする。 形代の俳句 形代にやゝ小康の妻の息 岡村紀洋 形代の俳句 形代に書きし齢は傘寿なり 綾井 美 形代の俳句 形代の神御衣華美の千代紙に 岸野幸子 形代の俳句 形代に願ひの息を吹きかけて 竹中三津子 形代の俳句 形代を納めて渡る長寿橋 田川 栄 形代の俳句 釣人に昨夜の形代漂へる 小笠原ひろみ 形代の俳句 形代に一病託し息を掛く 八木 徹