06-d-14
[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 生活季題
[季題] 蛍狩(ほたるがり)
[副題] 蛍見(ほたるみ)
夏の夜の水辺で蛍を追ったり眺めたりすること。
ひところは田圃の防虫薬など農薬の関係で減っていた蛍も農薬の改善や水路の浄化などで少しは蛍が見られるようになり蛍狩の情趣が楽しめる地域も増えてきている。
蛍狩の俳句 清月俳句歳時記6月の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 生活季題 [季題] 蛍狩(ほたるがり) [副題] 蛍見(ほたるみ) 夏の夜の水辺で蛍を追ったり眺めたりすること。ひところは田圃の防虫薬など農薬の関係で減っていた蛍も、農薬の改善や水路の浄化などで、少しは蛍が見られるようになってきて、蛍狩の情趣が楽しめるようになってきた。 蛍見の俳句 ほたる見や船頭酔ておぼつかな 松尾芭蕉 蛍狩の俳句 父と子の畦踏みはずす蛍狩 姉歯義ひろ 蛍狩の俳句 夕星や既に出掛ける蛍狩 横田寿賀子 蛍狩の俳句 蛍狩いつもの親子今日も来て 井川芳子 蛍狩の俳句 畦道を照らして歩む蛍狩 長嶺 勇 蛍狩の俳句 ときどきは車の通る蛍狩 長田穂峰 ほたる狩の俳句 またたける一番星や螢狩 東 嘉子 蛍狩の俳句 蛍狩り暮れるやいなや皆集ふ 石田祐智子 ほたる見の俳句 蛍見や舟ゆるやかに漕ぎ出でぬ 橋本幸子 蛍狩の俳句 蛍捕る子に手助けの父と母 土井木賊 蛍狩の俳句 微かなる瀬音頼りの蛍狩 山田行恵 蛍狩の俳句 落人の伝説の闇螢狩 川口善美 蛍狩の俳句 蛍追ふ子らの声とぶ河原かな 村上節子 蛍狩の俳句 蛍火を見しより闇の深まり来 竹内恵美子 蛍狩の俳句 闇に向きホーホー蛍呼んでみる 黒川信子 蛍篭の俳句 霧吹きて命継ぎ足す蛍籠 大畠宮子 蛍狩の俳句 蛍追ひ杖をどこかに置き忘れ 能口和子 蛍狩の俳句 螢飛ぶ岸辺に子等の見え隠れ 堀尾早苗 蛍狩の俳句 蛍狩るつもりが通夜に出づことに 野田ゆたか