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[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)生活季題
 
[季題] 夏帽子(なつばうし/なつぼうし)
 
[副題] 夏帽(なつばう/なつぼう)
 
    パナマ帽(ぱなまばう/ぱなまぼう)
 
    麦稈帽(むきわらばう/むぎわらぼう)
 
 
   副題『夏帽』の例句へ 副題『麦稈帽』の例句へ 
 

 夏用の帽子で略して夏帽という。
 
 女性や子供あるいは高齢男子など日焼など皮膚の保護の観点から外出時に思いおもいの帽子が用いられる。
 
 浜辺や高原では日除用のつばの広い麦稈帽が用いられたりする。
 
 昔は男性用にパナマ帽や麦稈のかんかん帽などが用いられたが今ではこれらを被る人も見かけられなくなった。
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夏帽子の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 June haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)生活季題[季題] 夏帽子(なつばうし/なつぼうし)[副題] 夏帽(なつばう/なつぼう)パナマ帽(ぱなまばう/ぱなまぼう)麦稈帽子(むきわらばうし/むぎわらぼうし)▼副題『夏帽』の例句へ ▼副題『麦稈帽』の例句へ 夏用の帽子で略して夏帽という。女性や子供あるいは高齢男子など日焼など皮膚の保護の観点から外出時に思いおもいの帽子が用いられる。浜辺や高原では日除用のつばの広い麦稈帽が用いられたりする。昔は男性用にパナマ帽や麦稈のかんかん帽などが用いられたが今ではこれらを被る人も見かけられなくなった。/夏帽子の俳句 鏡見てリュックに似合ふ夏帽子 土舘イサ/夏帽子の俳句 夏帽子吸ひ込まれゆく朱の鳥居 松山寿美/夏帽子の俳句 思ひ切り派手を承知の夏帽子 及川輝子/夏帽子の俳句 夏帽子外して軽くなる頭 池末あけみ/夏帽子の俳句 体調の元にもどりて夏帽子 古堂周子/夏帽子の俳句 散策に母愛用の夏帽子 山本宏子/夏帽子の俳句 よく似合ふ母のおさがり夏帽子 秋山英身/夏帽子の俳句 老いてなお好奇心あり夏帽子 杉橋てつ/夏帽子の俳句 夏帽子かぶり働き盛りかな 渡邉春生/夏帽子の俳句 売場より早速かぶり夏帽子 岩間れい子/蔵王の俳句 蔵王晴日ざし全き夏帽子 南部静季/夏帽子の俳句 三姉妹それぞれ違ふ夏帽子 加藤美津子/夏帽子の俳句 ボランティアガイドに続く夏帽子 山田行恵/夏帽子の俳句 顔伏せて遺跡掘る人夏帽子 石崎そうびん/無人駅の俳句 無人駅伝言板に夏帽子 加藤哲夫/夏帽子の俳句 アルバムの鳩追ふ吾子や夏帽子 池下よし子/夏帽子の俳句 遊説の女代議士夏帽子 橋本幹夫/夏帽子の俳句 銅鑼の鳴る船の上下の夏帽子 橋本典子/夏帽子の俳句 夏帽子お世辞上手に買いもして 笠井美和子/夏帽子の俳句 退院の目深に被る夏帽子 高橋泉也/夏帽子の俳句 福耳で誰かと判る夏帽子 貫野 浩/夏帽子の俳句 夏帽子深くかぶりて何方やら 久保田昌子/夏帽子の俳句 また来ると振り返り振る夏帽子 清水恵山/夏帽子の俳句 大灘の風が欲しがる夏帽子 竹中三津子/夏帽子の俳句 夏帽子脱ぎて朱雀の風被る 辻多津子/夏帽子の俳句 夏帽子被りてよろし脱ぎてよし 藤本春苑/夏帽子の俳句 夫婦して深目に被る夏帽子 能口和子/夏帽子の俳句 夏帽子景に見惚れて飛ばしけり 迫間喜美子/夏帽子の俳句 真っ白に少しきどって夏帽子 八島厚子/夏帽子の俳句 五合目の風が奪ひし夏帽子 布野 壽/夏帽子の俳句 京都では歩くつもりの夏帽子 野田ゆたか