06-d-06
[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 生活季題
[季題] 草刈(くさかり)
[副題] 朝草刈(あさくさかり) 草刈女(くさかりめ)
草刈籠(くさかりかご)
家畜の飼料や耕地の肥料用に野や畦の雑草を刈り取ること。
かつては日の出から朝食までの涼しいうちに草を刈った。
早朝の露がまだ乾かぬうちの草には鎌の刃が立ちやすく刈りやすいという。
近年では早朝の草刈の景は見かけられなくなり昼間に草刈機を用いて短時間に済まされるようになってきている。
※庭・道路・公園・田畑などの雑草を引く「草取」は別題となる。
草刈の俳句 清月俳句歳時記6月の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 生活季題 [季題] 草刈(くさかり) [副題] 朝草刈(あさくさかり) 草刈女(くさかりめ) 草刈籠(くさかりかご) 家畜の飼料や耕地の肥料にするために、野や畦の雑草を刈ること。農家では、普通は朝食前の涼しいうに草を刈った。早朝の露がまだ乾かぬうちの草には鎌の刃が立ちやすく刈切りやすいという。 近年では、早朝の草刈の景は見かけられなくなっり、昼間に草刈機を用いて短時間に済まされるようになっている。 ※庭、道路、公園、田畑草などの雑草を引く「草取」は、別題となる。 草刈の俳句 誕生日とて子等の来て草も刈り 森島緋紗江 草刈の俳句 草刈の匂ひの流る夜の川 林雄次郎 草刈の俳句 参道の草刈る人の貴賎笠 東 嘉子 草刈の俳句 牧草の一番刈のロールかな 和泉清一 草刈の俳句 草刈りて手拭晒す導水路 岩本和行 草刈の俳句 背丈程伸びし草刈る媼かな 古堂周子 刈草の俳句 刈草の匂っておりし夜の堤 野田ゆたか