06-c-03
[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)地理季題
[季題] 夏野(なつの)
[副題] なし。
百草が生い茂り草いきれでむせかえるような夏の野原をいう。
現在では夏野といえば高原の山裾の野の景などがまず浮かんでくる。
又たまに人家のある畑続きの野原なども夏野といってよいでしょう。
夏野の俳句 清月俳句歳時記6月の地理俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 地理季題 [季題] 夏野(なつの) [副題] なし。 百草が生い茂り、草いきれでむせかえるような夏の野原をいう。 現在では、夏野といえば高原の山裾の野の景などが、まず浮かんでくる。また、たまに人家のある畑続きの野原なども夏野といってよいでしょう。 夏野の俳句 馬ぼくぼく我をゑに見る夏野哉 松尾芭蕉 夏野の俳句 轟々と川の流るる夏野かな 和泉清一 夏野の俳句 どこまでも続く夏野の放ち馬 山田行恵 夏野の俳句 大極殿夏野の果てにありにけり 西村舟津 夏野の俳句 オホーツク遠景にして夏野かな 吉田静代 夏野の俳句 屋形趾と云ふも夏野に井戸一つ 堀口まゆみ 夏野の俳句 畑のもの盗まれもせし夏野かな 野田ゆたか