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[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)天文季題
 
[季題] 夏の星(なつのほし)
 
[副題] 星涼し(ほしすずし)
 
 
 夏は高原や海岸で星空を仰ぐと天の川が大きく見え星々にも涼しさが感じられる。

 空気の澄んだ秋の星とは異なり蠍座のアンタレスや牛飼座のアルクトゥールスが赤々と見えることがある。

 満天の星は他の季節にない賑やかさである。
夏の星の俳句 清月俳句歳時記6月の天文の俳句のページです。例句は、清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)天文季題[季題] 夏の星(なつのほし)[副題] 星涼し(ほしすずし)夏は高原や海岸で星空を仰ぐと天の川が大きく見え星々にも涼しさが感じられる。空気の澄んだ秋の星とは異なり蠍座のアンタレスや牛飼座のアルクトゥールスが赤々と見えることがある。満天の星は他の季節にない賑やかさである。<例句>星涼しの俳句 全容の富士見ゆ宿や星涼し 奥田不二子/星涼しの俳句 岳小屋の一灯まじへ星涼し 田川 栄/星涼しの俳句 位置の線決める天測星涼し 田村公平/星涼しの俳句 星涼し砂の触れ合ふ九十九里 橋本幹夫/星涼しの俳句 磯の香のただよふ渚星涼し 後藤允孝/星涼しの俳句 視野高く置きて寸又の星涼し 野田ゆたか