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[季節] 仲夏(6月)         天文季題
 
[季題] 梅雨の月(つゆのつき)

[副題]
 なし
 
 暦の上では6月11日ごろの入梅から30日間の期間をさすが実際には梅雨前線は6月初旬から7月下旬まで停滞する。
 
 梅雨の続くこの間の雨雲に見え隠れする月のことを梅雨の月という。
 
 この間でも雨雲がない晴天の月は「夏の月」と詠まれる。
 
 
    ※ 夏の月は別題となる。
梅雨の月の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編纂6月の天文俳句のページです。例句は松尾芭蕉を覗き現在活動中の作家の皆さんの句を取り上げています。[季節]仲夏(6月)天文季題[季題]梅雨の月(つゆのつき)[副題]なし。暦の上では6月11日ごろの入梅から30日間の期間をさすが実際には梅雨前線は6月初旬から7月下旬まで停滞する。梅雨の続くこの間の雨雲に見え隠れする月のことをいう。この間でも雨雲がない晴天の月は「夏の月」と詠まれる。夏の月は別題となる。<例句>▼梅雨の月の俳句 星もなき空に重たき梅雨の月 稲福昌一の俳句▼梅雨の月の俳句 又一人逝きし友あり梅雨の月 吉本昌女の俳句▼梅雨の月の俳句 大役をすませてほっと梅雨の月 中橋京子の俳句▼梅雨の月の俳句 泣く妻をただ抱きしめし梅雨の月 橋本幹夫の俳句▼梅雨の月の俳句 火照るかに雲間に赤き梅雨の月 清水恵山の俳句▼梅雨の月の俳句 中天に泣き出しさうな梅雨の月 迫間喜美子の俳句▼梅雨の月の俳句 月食の期待持たせて梅雨の月 木村宏一の俳句