05-g-34
[季節] 初夏(5月) 植物季題
[季題] 夏蕨(なつわらび)
[副題] なし。
蕨は春のものであるが春の遅い山間や高原では初夏の頃に新芽を出す。
夏蕨は太くて柔らかく好まれる。
このころ山間や高原に赴き蕨狩りが行われる。
俳句ではこの夏蕨のほか単に夏に見かけられる蕨も夏蕨として詠まれる。
夏蕨の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の5月の植物俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu[季節] 初夏(5月)植物季題[季題] 夏蕨(なつわらび)[副題] なし。蕨は春のものであるが春の遅い山間や高原では初夏の頃に新芽を出す。夏蕨は太くて柔らかく好まれる。このころ山間や高原に赴き蕨狩りが行われる。俳句ではこの夏蕨のほか単に夏に見かけられる蕨も夏蕨として詠まれる。<05g-34 夏蕨>▼夏蕨の俳句 夏わらびここらは昔宿場町 姉歯義ひろ▼夏蕨の俳句 夏蕨鬻ぎし能登の道の駅 稲福昌一▼夏蕨の俳句 道の駅老婆の鬻ぐ夏蕨 松岡推月▼夏蕨の俳句 足よりも眼の走りをり夏蕨 川崎郁子▼夏蕨の俳句 万葉の道に授かる夏蕨 川上真太郎▼夏蕨の俳句 刈り倒す藪に紛れて夏蕨 岩本和行▼夏蕨の俳句 開拓の街を一望なつ蕨 湯沢正枝