05-g-32
[季節] 初夏(5月) 植物季題
[季題] げんのしょうこ(げんのしようこ)
[副題] なし。
山野に自生する多年草で茎は細く地上を這う。
葉は掌状に分裂して斑点がある。
花柄に五弁の梅に似た花を2・3個ずつ開く。
花の色は白・紅紫・淡紅など。
全草を陰干しし煎じて下痢止めに用いると即効性があるという。
この薬効から「現の証拠」「忽ち草」「医者いらず」などともいう。
げんのしようこの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の5月の植物俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu[季節] 初夏(5月) 植物季題[季題] げんのしようこ(げんのしょうこ)[副題] なし。 山野に自生する多年草で茎は細く地上を這う。葉は掌状に分裂して斑点がある。花柄に五弁の梅に似た花を2・3個ずつ開く。花の色は白・紅紫・淡紅など。全草を陰干しし煎じて下痢止めに用いると即効性があるという。この薬効から「現の証拠」「忽ち草」「医者いらず」などともいう。<例句>・現の証拠の俳句 今も尚現の証拠を好む母/大場比奈子・げんのしょうこの俳句 干されゆくげんのしょうこや老の家/樋口千恵・げんのしょうこの俳句 古戦場げんのしょうこの花踏みて/石崎そうびん・げんのしょうこの俳句 万病にげんのしょうこの家伝薬/川上真太郎・現の証拠の俳句 飲むほどに現の証拠となりにけり/白根鈴音