05-g-31
[季節] 初夏(5月) 植物季題
[季題] 罌粟の花(けしのはな)
[副題] 芥子の花(けしのはな) 白罌粟(しろけし)
高さ1m前後の一年草又は多年草。
直立した茎頂に真紅・紫・白・絞りなどの花を開く。
葉は長楕円形で互生する。
種類によっては未熟な実から阿片が採れるため栽培が禁止されているものもある。
※ 雛罌粟(ポピー)は別題となる。
罌粟の花の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の5月の植物俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu[季節] 初夏(5月)植物季題[季題] 罌粟の花(けしのはな)[副題] 芥子の花(けしのはな)白芥子(しろけし)地中海沿岸・西南アジアの原産の高さ1m前後の一年草又は多年草。直立した茎頂に一重または八重の花を開く。色は真紅・紫・白・絞りなど多様。葉は長楕円形で互生する。種類によっては未熟な実から阿片が採れるため栽培は禁止されているものもある。一般には観賞用の雛罌粟・鬼罌粟・アイスランドポピーなどが栽培される。<05g-31 罌粟の花>▼罌粟の花の俳句 海士の顔先見らるるやけしの花 松尾芭蕉▼罌粟の花の俳句 芥子掻女酔ふて焦点なき瞳 舘野翔鶴▼罌粟の花の俳句 覚え無き花芥子頼り無げに咲き 山中明石▼罌粟の花の俳句 庭隅にひそと揺れをり芥子の花 前田みのる