05-g-28

[季題]　アカシアの花（あかしあのはな）

[副題]　針槐（はりゑんじゆ／はりえんじゅ）

 

 

　棘の多いの落葉高木で初夏に白色の蝶形花を房状に開き下垂する。

　花の香りがよく街路樹として各地植えられる。

アカシアの花の俳句　清月俳句歳時記／野田ゆたか編の５月の植物俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成２２年１月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu[季節]　初夏（５月）植物季題[季題]　アカシアの花（あかしあのはな）[副題]　針槐（はりゑんじゆ／はりえんじゅ）俳句でいうアカシアは針槐（別名ニセアカシア）のこと。棘の多いの落葉高木で初夏に白色の蝶形花を房状に開き下垂する。花の香りがよく街路樹として各地植えられる。札幌の街路のアカシア並木は有名。<例句>・花アカシアの俳句　花アカシヤ零れ軍艦マスト建つ／西村舟津・アカシアの花の俳句　アカシヤの白き香りの風やわら／阿部和雄・アカシアの花の俳句　養蜂箱アカシヤ咲ける花の下／田川栄・アカシアの花の俳句　そぞろ降る雨にアカシヤ香を薄め／渡辺伝三・アカシアの花の俳句　アカシヤの花の香舞へる散歩道／清水恵山・アカシアの花の俳句　アカシヤの花揺らす風やわらかし／林雄次郎・アカシアの花の俳句　アカシアの花零れきし碑辺匂ふ／野田ゆたか