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[季節] 初夏(5月)         植物季題

[季題] 松落葉(まつおちば)

[副題] 散松葉(ちりまつば)
 
 
 松は常緑の代表のように言われるが新葉が出ると古葉が落ち葉が世代を交代する。

 風のある日など松の高所から降るように青い古松葉が落ちてくることがある。

 散り敷いた松葉を散松葉という。
松落葉の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の5月の植物俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu 清月庵 大阪府枚方市/京都府木津川市> [季節]初夏(5月)植物季題[季題]松落葉(まつおちば)[副題] 散松葉(ちりまつば)松は常緑の代表のように言われるが新葉が出ると古葉が落ち葉が世代を交代する。風のある日など松の高所から降るように青い古松葉が落ちてくることがある。散り敷いた松葉を散松葉という。 <例句>▼落葉松の俳句 落葉松の芽吹きさみどり丘を占め 舘野翔鶴の俳句▼松落葉の俳句 さやさやと風燦々と松葉降る 門田窓城の俳句▼松落葉の俳句 磯宮の甍を被ふ松落葉 横田寿賀子の俳句▼散り落葉の俳句 手箒に掃く碑の散松葉 川上真太郎の俳句▼松落葉の俳句 松落葉波音静か誓子の碑 山口美琴の俳句▼落葉松の俳句 落葉松の芽吹く牧舎の屋根赤き 田川栄の俳句▼散落葉の俳句 狭庭には猫寄りつかず散松葉 野田ゆたかの俳句