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[季節] 初夏(5月)         植物季題

[季題] (むぎ)

[副題] 大麦(おほむぎ/おおむぎ) 小麦(こむぎ)

     麦の穂(むぎのほ)     穂麦(ほむぎ)

  普通栽培されているのは大麦・裸麦・小麦・ライ麦・燕麦などがありその用途も広い。いずれも秋蒔き。

 春のあいだに青々と育ち4月中ごろに6〜9センチの穂を出す。

 穂は5月ごろに黄褐色に熟し刈り取る。
 
  ※「麦の秋」・「黒穂(麦の黒穂)」は別題となる。
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季節の花300 より
麦の俳句 清月俳句歳時記5月の植物俳句のページです。例句は、編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。haiku saijiki seigetu 清月庵 大阪府枚方市/京都府木津川市> [季節] 初夏を主に三夏(5月を主に5月から7月)植物季題[季題] 麦(むぎ)[副題] 大麦(おほむぎ/おおむぎ)小麦(こむぎ)麦の穂(むぎのほ)穂麦(ほむぎ) 普通栽培されているのは大麦・裸麦・小麦・ライ麦・燕麦などがありその用途も広い。いずれも秋蒔き。春のあいだに青々と育ち4月中ごろに6〜9センチの穂を出す。穂は5月ごろに黄褐色に熟し刈り取る。※黒穂(麦の黒穂)は別題となる。▼麦の俳句 麦はえてよき隠家や畠村 松尾芭蕉▼麦の俳句 有明の干潟は千里麦熟るる 西村舟津▼麦の俳句 作柄に歩をとめ問ふも麦畑 南部静季▼麦の俳句 奥伊勢の日毎に麦の熟れにけり 若林柾矢▼麦の俳句 蔵人の帰る故里麦青む 中山泰山▼麦の俳句 摘んで来し麦穂も混じへ仏花とす 長谷山順江