05g-13
[季節] 初夏（５月） 植物季題
[季題] 薔薇（ばら）
[副題] さうび（そうび） 紅薔薇（べにばら）
薔薇の香（ばらのか） 薔薇園（ばらえん）
薔薇の香（ばらのか） 薔薇園（ばらえん）
木香薔薇（もつこうばら／もっこうばら）
薔薇には種類が多く野生種が世界に約２００種あり我が国にも約１０種があるという。
幹は叢生・蔓性とその中間に分けられる。
花は、白・紅・黄と色もとりどりで大輪・小輪・単弁・重弁などさまざまで香りも高く冠婚葬祭などに用いられる。
薔薇は古代から中近東や中国で色と香りが愛されてきたが現在の園芸種はヨーロッパと東西アジアの原産種が複雑に交配されたもの。
５月ごろが最盛期で四季咲きのものや秋咲きのものもある。
木香薔薇は蔓に棘が無く香りのよい小花を沢山付ける。
薔薇の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 May haiku a glossary of seasonal words for haiku poets／[季節] 初夏（５月）植物季題[季題] 薔薇（ばら）[副題] さうび（そうび）紅薔薇（べにばら）薔薇の香（ばらのか）木香薔薇（もつこうばら／もっこうばら）薔薇園（ばらえん）▼副題『紅薔薇』の例句へ▼副題『薔薇の香』の例句へ▼副題『木香薔薇』の例句へ▼副題『薔薇園』の例句へ薔薇には種類が多く野生種が世界に約２００種あり我が国にも約１０種があるという。幹は叢生・蔓性とその中間に分けられる。花は、白・紅・黄と色もとりどりで大輪・小輪・単弁・重弁などさまざまで香りも高く冠婚葬祭などに用いられる。薔薇は古代から中近東や中国で色と香りが愛されてきたが現在の園芸種はヨーロッパと東西アジアの原産種が複雑に交配されたもの。５月ごろが最盛期で四季咲きのものや秋咲きのものもある。木香薔薇は蔓に棘が無く香りのよい小花を沢山付ける。／薔薇の俳句 薔薇花束受くる誌齢の重さとも 西崎佐知／薔薇の俳句 祝の薔薇抱く涙のありにけり 西川寿賀子／薔薇の俳句 薔薇の香に幸せをしるティータイム 辻 多津子／薔薇の俳句 魅惑てふ名前に負けず咲きし薔薇 池末あけみ／薔薇の俳句 荒城の月てふよき名薔薇黄金 水野惠以／薔薇の俳句 大粒の雨を宿して傾ぐ薔薇 長嶺勇／薔薇の俳句 チャールストンその名の薔薇と風踊る 飯岡良一／薔薇の俳句 女坂雨に明るき薔薇の垣 林雄次郎／薔薇の俳句 薔薇に祝ぐ喜びの杯高々と 吉野濃菊／薔薇の俳句 茶屋主遍路の墓と薔薇を供花 栗林清揺／薔薇の俳句 薔薇の名は貴婦人なれど寄れば棘 高橋泉也／薔薇の俳句 薔薇一輪もつて話のはずみけり 湯沢正枝／薔薇の俳句 バラ一輸食卓に置き朝餉かな 佐藤花枝／薔薇の俳句 袖引くは薔薇の棘なりそぞろ歩す 松阪久美子／薔薇の俳句 小さき虫薔薇の好みのあるらしく 大畠宮子／薔薇の俳句 花嫁の薔薇のブーケを放りけり 池下よし子／薔薇の俳句 薔薇活けて母の面影偲びけり 奥野品子／薔薇の俳句 十六年尊し月日薔薇に祝ぐ 辻多津子／薔薇の俳句 クイーンの誉れと気品競ふ薔薇 山口美琴／薔薇の俳句 薔薇百花色香極めし雨上り 伊藤悦子／薔薇の俳句 大輪の薔薇の香りに雨来る 古川春美／薔薇の俳句 一本の薔薇に幾十棘のあり 山本宏子／薔薇の俳句 揺れ止めてカメラにポーズ取るそうび 酒井牧人／薔薇の俳句 フェスティバル薔薇いきいきとそよぎおり 水野良子／薔薇の俳句 通されし部屋小ぢんまり薔薇活けて 大西吉子／薔薇の俳句 薔薇の風青空カフェにレモンティー 池田幸恵／薔薇の俳句 薔薇一輪添へて重たき贈物 田中由美子／薔薇の俳句 薔薇咲いて海の風来る異人館 田川栄／薔薇の俳句 宇宙へと旅せし薔薇も離宮苑 八木徹／薔薇の俳句 喜ばれいよいよ好きに薔薇づくり 布野 壽／薔薇の俳句 辞職の日青年老いて薔薇を買ふ 野田ゆたか