05-g-10
[季節] 初夏(5月) 植物季題
[季題] 筍(たけのこ)
[副題] 笋(たけのこ) たかんな
竹の子(たけのこ) 朝掘筍(あさぼりたけのこ)
筍飯(たけのこめし)
竹の地下茎から出る新芽のこと。
竹の種類は多いが食用になるのは孟宗竹・淡竹・真竹などである。
早いものは3月上旬から収穫するが初夏の味わいとして欠かせない。
とくに孟宗竹の筍は雄大でいかにも筍というにふさわしく味もよく好まれる。
筍の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 May haiku a glossary of seasonal words for haiku poets/[季節] 初夏(5月)植物季題[季題] 筍(たけのこ)[副題] 笋(たけのこ)たかんな竹の子(たけのこ)朝堀筍(あさぼりたけのこ)筍飯(たけのこめし)▼副題の『たかんな』の例句へ▼副題の『竹の子』の例句へ▼副題の『朝堀筍』の例句へ▼副題の『筍飯』の例句へ竹の地下茎から出る新芽のこと。竹の種類は多いが食用になるのは孟宗竹・淡竹・真竹などである。早いものは3月上旬から収穫するが初夏の味わいとして欠かせない。とくに孟宗竹の筍は雄大でいかにも筍というにふさわしく味もよく好まれる。/筍の俳句 たけのこや稚き時の絵のすさび 松尾芭蕉/筍の俳句 筍の肥埋むまで穴埋めず 舘野翔鶴/筍の俳句 一鍬に筍青き香を吐けり 西村舟津/筍の俳句 筍を茹でる竈(へつつい)焚かれをリ 山ロ正秋/筍の俳句 あれこれと自家の筍料る妻 山口丘刀/筍の俳句 米糠も添えし筍朝市に 井川芳子/筍の俳句 念入りに掘る筍の太さかな 橋本正勝/筍の俳句 象の足ほどの筍堀りにけり 古川春美/筍の俳句 爪先に筍の秀を探し当て 高橋泉也/筍の俳句 転がせし筍の土零れをり 川崎孝二/筍の俳句 雨止みて筍取りに誘はるる 橋本照子/筍の俳句 筍に京の土くれ付きとどく 中田きみ江/筍の俳句 一撃の決まり筍浮かびけり 布野寿/筍の俳句 筍や手もとにまとふ灰かの香 岩井純子/筍の俳句 筍を掘る口実の里帰り 堀口まゆみ/筍の俳句 鍬先の筍ひよいと投げ寄こし 金城博之/筍の俳句 筍の姫皮白き沢煮椀 池下よし子/筍の俳句 筍の煮物焦がせり電話聞き 大西吉子/筍の俳句 筍の茹だる匂ひの隣より 野田ゆたか