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← 季節の花３００ より

泰山木の花の俳句　清月俳句歳時記５月の植物俳句のページです。例句は、編者野田ゆたかは、平成２２年１月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。　[季節]　初夏の俳句（５月の俳句）　植物季題　[季題]　泰山木の花（たいさんぼくのはな）　[副題]　なし。　雄大端正な常緑高木で、初夏に直径１５センチほどの白木蓮に似た白い大輪の香り高い花を、空に向けて開く。　葉は厚く長さ１２〜２５センチの長楕円形で、艶がある。庭木・街路樹として栽培され、宝珠形の蕾茶花として用いられる。北米原産で、明治初期に渡来した。　泰山木の花の俳句　泰山木花の大方葉が隠す　長嶺勇　泰山木の花の俳句　泰山木秀に咲き継ぎて森を統ぶ　西野一朗　泰山木咲くの俳句　泰山木咲く街路樹の上に天守　門田窓城　泰山木の花の俳句　甘き香を風に泰山木の花　橘川重　泰山木の花の俳句　泰山木端然と咲き雨意兆す　東嘉子　泰山木の花匂うの俳句　座禅瞑想泰山木の花匂ふ　西岡甲子　泰山木の花の俳句　暮残る泰山木の高さかな　野田ゆたか