05-g-07
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[季節] 初夏(5月)         植物季題
 
[季題] 新緑(しんりよく/しんりょく)
 
[副題] なし
 
 
 初夏の木々の若葉のあざやかな緑をいう。
 
 新緑からは色彩的な艶やかな美しさが感じられ新鮮で生命力に溢れ明るい印象が満ちている様子が伺える。
 
    ※単に「緑」ど詠めば万緑の副題となる。
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新緑の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 May haiku a  glossary of seasonal words for haiku poets/[季節] 初夏(5月)植物季題[季題] 新緑(しんりよく/しんりょく)[副題] なし。初夏の木々の若葉のあざやかな緑をいう。新緑からは色彩的な艶やかな美しさが感じられ新鮮で生命力に溢れ明るい印象が満ちている様子が伺える。※単に「緑」ど詠めば万緑の副題となる。/新緑の俳句 新緑を四囲の底ひの道の駅 西崎佐知/新緑の俳句 新緑の香につつまれて神事待つ 西川寿賀子/新緑の俳句 新緑の峡をトロッコ列車駆く 稲福昌一/新緑の俳句 新緑に染まりみどりの疏水かな 西村舟津/新緑の俳句 万博の塔新緑を率て笑む 門田窓城/新緑の俳句 新しき道新緑を突き抜ける 森本恭生/新緑の俳句 新緑の故郷の山河やさしかり 長嶺 勇/新緑の俳句 新緑の溢るる園の香に浸る 加藤ひかり/新緑の俳句 新緑に埋もれ在す磨崖仏 高橋泉也/新緑の俳句 新緑の囲む石庭苔の岩 土井木賊/新緑の俳句 宮と寺新緑の道繋ぎけり 姉歯義ひろ/新緑の俳句 新緑の中に収まる動物園 梅田澄子/新緑の俳句 新緑に噎せつ展望台にあり 辻多津子/新緑の俳句 新緑の枝を撓めて神籤結ふ 水野良子/新緑の俳句 新緑の木もれ日染まる磴のぼる 水野惠以/新緑の俳句 新緑の奥また奥の大社 布野 壽/新緑の俳句 新緑のどつと吹き出づ欅道 飯岡良一/新緑の俳句 新緑や村一軒のなんでも屋 杉山春萌/新緑の俳句 単線の駅新緑の山迫る 青木菅子/新緑の俳句 新緑に染められ今朝の至福かな 有馬たく/新緑の俳句 新緑の若草山の雨霧らふ 佐藤美和子/新緑の俳句 新緑の山並を縫ひバスの旅 福本良子/新緑の俳句 キヤンパスの新緑映ゆるバス通 前田甲山/新緑の俳句 ビル囲む園は新緑香を放ち 山口広子/新緑の俳句 新緑や塩の道てふ父母の里 大場比奈子/新緑の俳句 新緑の椎の木すぐに見つけられ 久保田昌子/新緑の俳句 新緑や一円玉の軽き音 山口美琴/新緑の俳句 新緑の色七つまで数へけり   金城博之/新緑の俳句 新緑に誘ひ込まれて風となり 木村宏一/新緑の俳句 新緑の山肌をぬふシャトルバス 足立山渓/新緑の俳句 新緑の杜に島語を溢れしめ 大崎 優/新緑の俳句 新緑の街から街へ跨線橋 田村公平/新緑の俳句 新緑や園児自由に遊ばせて 大西吉子/新緑の俳句 新緑に舞ひ降りしかや勢至菩薩 西岡甲子/新緑の俳句 新緑の中のもようし陶器市 湯沢正枝/新緑の俳句 新緑の山道歩き深呼吸 中島季世/新緑の俳句 新緑をそのまま映す最上川 阿部和雄/新緑の俳句 新緑や初めての子を見せに来し 伊藤知子/新緑の俳句 新緑や大和三山指呼にして 加納幸子/新緑の俳句 新緑やゆるやかに行く口ーカル線 吉田静代/新緑の俳句 新緑の濃淡見入り眩しく居 吉本昌女/新緑の俳句 岩風呂に新緑みたる朝の宿 佐藤花枝/新緑の俳句 新緑の日の斑揺れゐる御幸道 野田ゆたか