05-f-14
007.gif
[季節] 初夏(5月)         動物季題
 
[季題] 山繭(やままゆ)
 
[副題] 天蚕(やままゆ)
 
 
 家で飼われる蚕の繭に対して野生のヤママユガ科の蛾の繭を山繭という。

 幼虫は淡緑色で体長約8cmで櫟・楢葉を食い黄緑色で楕円形の繭を作る。

 蛾になると黄褐色ないし暗紫褐色で開張約13cm翅に眼状紋と黒褐色の条が見られる。

 日本各地の山地に分布している。
山繭の俳句 清月俳句歳時記 5月のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成27年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。山繭の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。[季節] 初夏(5月)動物季題[季節] 初夏を主に三夏(5月を主に5月から月)季題[季題] 山繭(やままゆ)[副題] 天蚕(やままゆ)家で飼われる蚕に対して野生のヤママユガ科の蛾の繭を山繭という。幼虫は淡緑色で体長約8cmで櫟・楢葉を食い黄緑色で楕円形の繭を作る。蛾になると黄褐色ないし暗紫褐色で開張約13cm翅に眼状紋と黒褐色の条が見られる。日本各地の山地に分布している。<例句>山繭の俳句 山繭や安曇野どこも水の音 石崎そうびん/山繭の俳句 黄緑の山繭細き枝の間に 清水恵山