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[季節] 初夏を主に三夏(5月を主に5月から7月)動物季題
 
[季題] 穀象(こくぞう)
 
[副題] なし
 
 
 穀象虫の略語。

 米など穀類につく2〜3mmの害虫。
 
 黒褐色で頭部の先端が突出して象の鼻に似ることからこの名がある。
 
 幼虫は米粒など貯蔵穀類の中にすみ食害する。
 
 米櫃に鷹の爪・にんにく・月桂樹などを入れおけば穀象が着かないという。
穀象の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 May haiku a  glossary of seasonal words for haiku poets/[季節] 初夏を主に三夏(5月を主に5月から7月)動物季題[季題] 穀象(こくぞう)[副題] 穀象虫の略。米など穀類につく2〜3mmの害虫。黒褐色で頭部の先端が突出して象の鼻に似ることからこの名がある。幼虫は米粒など貯蔵穀類の中にすみ食害する。米櫃に鷹の爪・にんにく・月桂樹などを入れおけば穀象が着かないという。<例句>/穀象の俳句 日に曝し散る穀象の行方かな 小笠原ひろみ/穀象の俳句 米櫃の底に穀象逃げ切れず 清水恵山/穀象の俳句 穀象と仲良く鰥暮しかな 野田ゆたか/穀象の俳句 穀象の世にも不敵な面構 橋本幹夫