05-f-10
[季節] 初夏を主に三夏(5月を主に5月から7月)動物季題
[季題] 蝦蛄(しやこ/しゃこ)
[副題] なし。
蝦に似ているが蝦のように大小がなく体は平たく体長15cmぐらい。
淡い灰色で暗色の小点が点在する。
歩脚は3対・腹部には遊泳脚・辺縁に短い棘・尾節には鋭い棘を持つ。
内海の砂泥深い海底に棲息する。
茹でて殻をむくとそのまま食べられる。
初夏の卵を持つころが美味で天麩羅や鮓に用いられる。
蝦蛄の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の5月の動物俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。[季節] 初夏を主に三夏(5月を主に5月から7月)動物季題[季題] 蝦蛄(しやこ/しゃこ) [副題] なし。蝦に似ているが蝦のように大小がなく体は平たく体長15cmぐらい。淡い灰色で暗色の小点が点在する。歩脚は3対・腹部には遊泳脚・辺縁に短い棘・尾節には鋭い棘を持つ。内海の砂泥深い海底に棲息する。茹でて殻を?くとそのまま食べられる。初夏の卵を持つころが美味で天麩羅や鮓に用いられる。<例句>・蝦蛄の俳句 夫上戸太き指もて蝦姑を剥く 松阪久美子・蝦蛄の俳句 蝦蛄の荷と乗り合はせたる島渡舟 田川栄・蝦蛄の俳句 跳ね回る蝦蛄の元気を買ひにけり 布野壽