05-e-17
[季節] 初夏(5月11・12日) 行事季題
[季題] 薪能(たきぎのう)
[副題] なし。
奈良の興福寺で行われる野外薪能。
明治20年代以降中絶していたが戦後復活し昭和35年から簡略化して5月に行われるようになった。
近年では夏に涼を求めて薪能と称して興福寺以外でも野外能が行われるところがある。
この興福寺以外の薪能をも薪能として俳句に詠まれる。
薪能の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の5月の行事俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、有季定形俳句・伝統俳句のインターネット俳句会「清月」を主宰しています。例句は清月の出句・引鶴誌の雑詠および松尾芭蕉の俳句から抽出しています。[季節] 初夏(5月11・12日)行事季題[季題] 薪能(たきぎのう)[副題] なし。奈良の興福寺で行われる野外薪能。明治20年代以降中絶していたが戦後復活し昭和35年から簡略化して5月に行われるようになった。これとは別に近年では夏に涼を求めて薪能と称して野外能が行われるところがある。この各地の薪能をも俳句に詠まれる。<例句>/薪能の俳句 幔幕は春日の藤よ薪能 西村舟津/薪能の俳句 篝火に夜叉の面映え薪能 橋本幹夫/薪能の俳句 鼓鳴りシテ足摺るや薪能 堤千鶴子/薪能の俳句 幽玄に火の粉舞ひ立つ薪能 清水恵山/薪能の俳句 薪能先師を偲ぶ船弁慶 本郷智子